QUALIA FACTORY
自分たちの技術が世の中に溶け込む、役に立っている様がわかる。
これが私たちのものづくりの喜びです。
代表的なものは、当社成長の礎となったスリットパイプです。業界ではガチャ柱とも呼ばれています。
皆さんがコンビニ、ドラッグストア、スーパーマーケットで買い物をされる際に見ていただくことが出来ます。商品を並べる陳列台に使われている、同形の連続した穴が空いている支柱がスリットパイプです。商品陳列において、商品の大きさ、量に応じて棚の高さを変える必要があり、これを調整するためのパイプです。業界で初めてこの量産加工技術を確立したのが当社です。当時は小売店のチェーン展開化に貢献しました。
その後も長年、お店の売り場に関わるスチール家具製造に携わってきましたが、現在は、住宅内の収納設備やキッチン、洗面台と、より人々の生活に役立つモノヅクリにジャンルが広がっています。
ものづくりの会社に求められることは、品質、コスト、納期です。
お店のオープン日が決まっていて決して納期を遅らせることができない責任感、大量生産の中で1台たりとも不良品を出してはいけない緊張感の中、我々は常にお客様に喜んでいただけるよう心を込めて、商品づくりに励んでいます。
そして、今、さらに高みを目指すべく掲げるのは、お客様に感動してもらえる商品づくりです。
きっとそれは作っている我々が感動できるものづくりにも繋がると信じています。
数年前に関西から遠く離れた石垣島の離島、小浜島に旅をする機会がありました。フェリー乗り場のそばに小さな小さな商店がありました。何十年も前からそこにあったと思われる佇まい。商店の中には古びた当社の陳列台がありました。
こんな離島で、古くから、些細ながらも町の役に立っている当社の製品を見て、心の底から感動しました。
これからも我々はパイプの加工技術に磨きをかけ、皆で一緒に考えて考えて、チャレンジして、今までになかった新しい価値を創造する。そんなものづくりをしていきたいと思っています。
こんなオモロイものづくりを是非一緒に追求してみませんか。
代表取締役社長田中 啓司
摂津金属の企業理念を共に実現していくために、新たな人材を求めています。
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